短期間でカメラの技術を上げるのは難しいと思うかもしれませんが、初心者からの脱却はそうでもありませんでした。今回は、セミナー期間中の前日夜入りの2泊で2日間4ダイブで私が経験してきたことをお伝えします。
水中カメラを始めたばかりの方やなかなか上達しないと思っている方に、この経験を参考にしていただければ、セミナーに参加してみるというのも選択肢の一つになるかと思います。
実際、私は芸術とは程遠い生活を送っていましたし、2021年の4月からオリンパスのTG6の水中カメラで水中写真を撮り出したので、写真の経験もなければカメラの知識もゼロの状態でした。しかし、今回のセミナーに参加して水中カメラがすごく上達した実感があります。
勇気を出して水中フォトセミナーに一人で参加
とにかくカメラが上手くなりたい!!
PADIから来たメールで、フォトセミナーがあることを知りました。串本で開催なので名古屋からでも参加できるなと前向きに参加するか検討しました。新幹線+くろしおで約5時間半。車なら約4時間。一人で運転する自信はなかったので電車でLet’s go!!
1人参加なのでドキドキしましたが、結果、参加して良かったです!1人参加の方も多くいました。
1dayだけでも参加できますが、せっかく串本まで行くので2days参加しました。参加者のほとんどが関西在住の方でした。(全員に聞いたわけではないですが。)千葉から来られた方もいました。関西在住の方は1day参加の方も何名かいました。
1.フォトセミナーの内訳
1dayずつ、ワイドday、マクロdayに分かれていました。オリンパス串本水中祭であったため、tg6とオリンパスの一眼やライトやフラッシュなどレンタル可能でした。
2.自分のカメラ以外での貴重な体験
自分のカメラで上手くなりたい気持ちが大きかったですが、せっかくレンタルできるので、4本とも違う環境で撮る体験をさせてもらいました。せっかく持っていった自分のTG6のカメラは使わず終わりました…
水中で写真を取る時に学んだ重要な4つのポイント
このセミナーで学んだ私が感じた4つのポイントです。
1.カメラと自分の体をしっかり固定する、固定できる環境がなければ、指示棒で1点に頼り体を安定する
やっぱり写真がぶれてしまっては元も子もないですね。しっかり安定させることが大事です。指示棒で1点で安定する技はまだ実践できていないです。
2.背景をイメージして構図を考えることが本当に大事。
撮ろうと思った被写体に対して、その被写体が映える背景を考えてその構図もイメージするのが大事。そのためにも最初からマクロ写真にいくよりも、まずはワイドを極めることも大事と師匠から言われました。一つの写真についてしっかり背景もイメージしてシャッターを押すことの重要性を学びました。
3.諦めも大事!この子はダメっとおもったら次の被写体を探しに行く。
クマノミなど恥ずかしがり屋の魚や、人や光を恐れてなかなかシャッターチャンスが訪れない魚は諦めも大事!その被写体の性格や特徴を把握して、ここぞというときにしっかり時間をかけて撮影することも大事でした。
4.これは撮りたいと思った子はとことん時間をかけて背景や構図も考えて撮る!
この子は人懐っこいな!この子は逃げない子だなって思った時には、その子に何十分もかけていい背景のいい写真を狙う!これが意外とできないんですが、今回の講習を受けてからできるようになりました。
さいごに
今まで意識してなかったことが多く非常に勉強になりました!ほんとに参加してよかったです。関係者の皆様に感謝しています!
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